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2007 年度 実績報告書

中世神社史料の総合的研究-神国思想と石清水八幡宮を中心に

研究課題

研究課題/領域番号 19520590
研究機関國學院大學栃木短期大学

研究代表者

鍛代 敏雄  國學院大學栃木短期大学, 日本史学科, 教授 (90269291)

キーワード日本史 / 思想史 / 宗教史
研究概要

平成19年度における本研究「中世神社史料の総合的研究-神国思想と石清水八幡宮寺を中心に-」の実績と成果は、その(1)として、石清水八幡宮関係史料調査研究班(A研究班)は、石川県金沢市立玉川図書館および天理大学附属天理図書館の所蔵する「石清水文書」に関し、調査・研究を進め、史料を翻刻するための研究会を運営した。「研究発表」の項目で掲出したとおり、史料の活字情報を公開するために、解題を付して史料の翻刻を、学術誌、『白山史学』43号と『栃木史学』22号においておこなった。
その(2)として、「神国」史料調査研究班(B研究班)の活動実績としては、主に東京大学史料編纂所編『大日本史料』『大日本古文書』、また同編データベースから、等しく「神国」、の記述史料を蒐集し、目録整理を進めている。
また、史料のフィールド調査としては、石清水八幡宮の所在する八幡市を中心に地域史料を蒐集するとともに、神国に関する史料についても、中世にさかのぼる全国の八幡宮にまで視野を広げて調査・研究に及んだ。
今後は、蒐集した史料情報について、研究代表者と研究協力者とによる研究会を実施し、史料内容を分析して、神国思想に関するデータベースの構築を推進することを課題としている。さらに、未刊・未紹介史料についても、その史料情報を公開することを目指している。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2008 2007

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 天理大学附属天理図書館所蔵「石清水文書」の紹介2008

    • 著者名/発表者名
      石清水八幡宮関係文書を読む会
    • 雑誌名

      栃木史学 22

      ページ: 59-76

  • [雑誌論文] 石清水八幡宮関係史料の紹介(続)2007

    • 著者名/発表者名
      石清水八幡宮関係文書を読む会
    • 雑誌名

      白山史学 43

      ページ: 82-115

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 戦国都市「淀六郷惣中」と石清水八幡宮寺2007

    • 著者名/発表者名
      鍛代 敏雄
    • 雑誌名

      日本歴史 708

      ページ: 17-33

    • 査読あり
  • [学会発表] 日本中世における商人身分の形成とその特質2008

    • 著者名/発表者名
      鍛代 敏雄
    • 学会等名
      國學院大學文学部共同研究・公開シンポジヴム
    • 発表場所
      國學院大學
    • 年月日
      2008-02-11

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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