研究課題/領域番号 |
19520593
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研究機関 | 神奈川県立金沢文庫 |
研究代表者 |
永井 晋 神奈川県立金沢文庫, 主任学芸員 (00443408)
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研究分担者 |
野口 実 京都女子大学, 宗教文化研究所, 教授 (40189387)
高梨 真行 東京国立博物館, 列品課, 研究員 (60356269)
鈴木 哲雄 北海道教育大学, 教育学部, 准教授 (20374746)
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キーワード | 地域総合研究 / 中世の物流と金融 / 歴史時代の気候変動 / 中世都市鎌倉と物流 / 中世の水運と治水 / 荘園村落の変遷 / 中世の京都と鎌倉と東国 / 摂津源氏と東国 |
研究概要 |
調査活動 ・平成21年5月7日~9日 宇治及び宇治田原地区における聞き取り調査 ・平成21年8月20日 第3回検討会(報告書執筆にあたっての意見調整) ・平成21年11月1日 旧下河辺庄野方地区(茨城県古河市周辺)現地調査 ・平成22年3月12日 第4回検討会(報告書初稿を確認しての全体調整) 研究報告書 研究成果として報告書に掲載した内容は以下の通り。 総論 永井 晋「下総国下河辺庄に対する総合的な展望」・6 ・各論 野口実「摂津源氏と下河辺氏」・永井晋「金沢氏・称名寺と下河辺庄」・野村朋弘「大覚寺統領としての下河辺庄」・鈴木哲雄「下河辺庄と前林戒光寺」・橋本素子「下河辺庄における喫茶文化」佐々木木清匡「赤岩茶の由来を求めて-松伏町域及び隣接地域の分布と生産・流通に関する聞き取り調査」・北爪寛之「下河辺庄の交通と合戦」・高梨真行「戦国期下河辺庄域の領主支配と変遷-中世戸張氏との関わりから-」・実松幸男「近世後期~幕末期における地域住民の下河辺荘新方の記憶-新方領と新方荘をめぐって-」 以上報告文10本 なお、この報告書の内容を充実させ、さらに調査にご協力いただいた地元の研究者の研究報告を加えた構成の論文集を企画し、出版助成金の申請を考えている。
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