研究課題
基盤研究(C)
本研究では、内水面の陸域と水域とが推移する環境(推移帯)の中世における広範な展開に注目し、そこにおいては網野善彦氏が強調したような特権的漁撈は貫徹しておらず、多様な主体による小規模で素朴な漁撈から大規模で高度な漁撈まで異質な漁撈が競合しつつも併存していたことを明らかにした。また、淡水魚介類等の首都京都での消費動向を解明し、京都における堅田産フナ属の需要の拡大と堅田漁撈の展開とが連関していた可能性を指摘した。
すべて 2011 2010 2009 2008 その他
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (12件) 図書 (5件) 備考 (2件)
琵琶湖博物館研究調査報告 25
ページ: 7-16
歴史科学 196
ページ: 42-52
史林 92-1
ページ: 4-35
NEOMAP Interim Report 2008、Research Institute for Humanity and Nature.
ページ: 163-169