研究課題/領域番号 |
19520609
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
東洋史
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
松重 充浩 日本大学, 文理学部, 教授 (00275380)
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研究協力者 |
柳澤 明 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (50220182)
塚瀬 進 長野大学, 環境ツーリズム学部, 教授 (80319095)
安冨 歩 東京大学, 東洋文化研究所, 准教授 (20239768)
古市 大輔 金沢大学, 歴史言語文化学系, 准教授 (40293328)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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キーワード | 近代中国 / 日中関係 / 満洲 / 反日運動 / モンゴル人 / 漢人移民 |
研究概要 |
(1)20世紀中国東北地域における、現地開発を推進する移民漢人人社会と、その開発により既得権益喪失の危機にさらされた先住モンゴル人社会との対立構造が確認できた。(2)漢人社会と競合的関係にあった日本は、漢人社会への対抗とその正当化のため、観念的にはモンゴル人社会の既得権益保護を標榜した点が確認できた。(3)現地中国人の反日運動は、日本に対して中国ナショナリズムで対抗すると同時に、共同開発の可能性も内包するものだった点が確認できた。
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