研究課題
基盤研究(C)
2007-2009年の3年間にわたる研究期間においては(1)文献史料の閲覧・複写・読解、(2)現地調査(フィールドワーク)による原住民族の村落調査、の2点においてめざましい研究成果をあげることができた。(1)では淡新档案・台湾総督府文書をはじめとする文献研究、(2)では原住民族に実際にインタビューすることによる実態研究が可能となった。(1)(2)をつらぬく問題関心は原住民族・漢民族関係の有様、特に交易関係を中心とし、清代から現代までの長期スパンにおよぶ台湾史の復原を試みた。
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東洋史研究 第68巻第4号
ページ: 58-86
グローバル化とアジアの観光-他者理解の旅へ(藤巻正己編)(ナカニシヤ出版)
ページ: 65-78
東アジア内海世界の交流史:周辺地域における社会制度の形成(加藤雄三)(人文書院)
ページ: 171-190