研究課題
基盤研究(C)
本研究は、ローマで最初の歴史家ファビウス・ピクトルが属するファビウス氏の事績およびローマ共和政期の伝説群からコルネーリウス・コッススの決闘伝説(前5世紀後半)とエトルーリア人都市ウェイイーを滅ぼし、更にガッリア人によって占拠されていたローマを解放したと伝えられるカミッルスの伝説(前4世紀初頭)を対象として、これらを史学史と文化史の視点から分析し、共和政末期とアウグストゥスの時代の政治文化との関係を論じたもので、これにより古代ローマの文化と社会の特徴の一端が明らかになった。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件) 図書 (1件) 備考 (1件)
西洋史研究 新輯第39号
ページ: 1-32
紀要(神戸大学文学部) 37号
ページ: 35-59
史学雑誌 第118編第4号
ページ: 39-63