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2010 年度 研究成果報告書

リーウィウスとローマ共和政期における伝承および歴史記述の研究

研究課題

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研究課題/領域番号 19520632
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 西洋史
研究機関神戸大学

研究代表者

毛利 晶  神戸大学, 大学院・人文学研究科, 教授 (60174330)

研究期間 (年度) 2007 – 2010
キーワード西洋古代史 / 西洋古典学 / 考古学
研究概要

本研究は、ローマで最初の歴史家ファビウス・ピクトルが属するファビウス氏の事績およびローマ共和政期の伝説群からコルネーリウス・コッススの決闘伝説(前5世紀後半)とエトルーリア人都市ウェイイーを滅ぼし、更にガッリア人によって占拠されていたローマを解放したと伝えられるカミッルスの伝説(前4世紀初頭)を対象として、これらを史学史と文化史の視点から分析し、共和政末期とアウグストゥスの時代の政治文化との関係を論じたもので、これにより古代ローマの文化と社会の特徴の一端が明らかになった。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2010 2009 2008 その他

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件) 図書 (1件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 古代ローマの市民権とケーンスス(戸口調査)-所謂ius migrandiに考察の手掛かりを求めて2010

    • 著者名/発表者名
      毛利晶
    • 雑誌名

      西洋史研究 新輯第39号

      ページ: 1-32

    • 査読あり
  • [雑誌論文] Tabulae Caeritum考2010

    • 著者名/発表者名
      毛利晶
    • 雑誌名

      紀要(神戸大学文学部) 37号

      ページ: 35-59

  • [雑誌論文] ローマによるカエレ併合とcivitas sine suffragio(投票権なき市民権)の起源2009

    • 著者名/発表者名
      毛利晶
    • 雑誌名

      史学雑誌 第118編第4号

      ページ: 39-63

    • 査読あり
  • [学会発表] Tabulae Caeritum考-ケーンソルの譴責と古代ローマの市民権-2008

    • 著者名/発表者名
      毛利晶
    • 学会等名
      古代史研究会
    • 発表場所
      京都大学
    • 年月日
      2008-12-07
  • [図書] ローマ建国以来の歴史3-イタリア半島の征服(1)2008

    • 著者名/発表者名
      毛利晶訳・リウィウス著
    • 総ページ数
      288
    • 出版者
      京都大学学術出版会
  • [備考] ホームページ等

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公開日: 2012-01-26   更新日: 2016-04-21  

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