研究課題
基盤研究(C)
本研究は、19世紀後半から20世紀初頭にかけてのパリに地方から移住してきた人びとの言語的・文化的特性について、カトリック教会という場を通じて検討するものである。研究の結果、そのような特性は史料からはほとんどうかがえなかった。これは、特性が弱かったか、あるいは、当時は特性がさほど意識されていなかったかの、いずれかを意味していると思われる。社会科学の分野でなされた研究に鑑みると、後者の可能性に一定の重みを与えるべきであろう。
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思想 1032号
ページ: 143-159
史潮 新66号
ページ: 47-56
関学西洋史論集 31号
ページ: 11-17