研究概要 |
1. 国内調査(1):高山市と飛騨地域で行った宿泊施設と観光協会の聞き取り調査をまとめ、追加資料を収集した。 国内調査(2):高山市で2008年に行った日本人・外国人観光者のアンケート調査の分析を、SPSSを利用し、完了させた。分析の結果は報告書にまとめ、調査に協力をいただいた高山市観光課などの関係機関に送付した。 国内調査(3):熊野古道地域で行った聞き取り調査を分析した。 2. ドイツにおける観光空間の再構築に関する調査(1):バルト海ウーゼドム島地域について、グライフスワルト大学数学自然科学学部Rulle, Monika教授の協力を得て、資料収集と聞き取り調査を行った(2009年11月)。 (2)黒い森南部自然公園についてフライブルク大地理学研究所のStadelbauer, Jorg教授の協力を得て、聞き取り調査を行った(2009年8月)。 3. 研究の成果:高山市で行ったアンケートの結果、外国人観光者、日本人観光者の行動とイメージの違いを確認した。宿泊施設の調査からも外国人誘致戦略の重要性が明らかになった。 ドイツで行った調査から、観光形態の多様化を確認した。一方、国内観光地の間は立地条件による観光者誘致戦略や課題の違いが明確になった。
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