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2010 年度 実績報告書

開発と実践-筑波山山麓地域における地域づくり過程のアクター分析と政策的提言

研究課題

研究課題/領域番号 19520692
研究機関筑波大学

研究代表者

前川 啓治  筑波大学, 大学院・人文社会科学研究科, 教授 (80241751)

キーワード開発研究 / 実践 / 地域づくり / アクター
研究概要

開発論および地域づくりの文献、筑波山麓地域の自然、歴史、文化、行政プロジェクトに関する資料のデータ・ベースの更新を行った。
平成22年度は、筑波山麓全域を再度広範に調査し、生態や伝承、生業、社会構造や世界観、行政の関わり方などの全般的な調査のほか、地域おこし活動に対する意識調査を実施した。各地区独自の地域づくり活動の実態を明らかにし、地域づくり活動のリーダーなどのキー・パーソンにインタビューを試み、アクターとしての総合的把握とそれらアクター間の関係性を明らかにすることを試みた。また、筑波山麓地区とは対照的な都市地域であるつくば学園地区での独自の地域づくりやネットワーク形成の事例も取り上げ、そうした中から山麓地区と連携できる活動をとりあげ、その可能性を調べた。
具体的には、大学および大学院での「野外調査法」の実習を通じて、学生主体による山麓・学園地域の聞き取り調査を指導・実施し、さまざまなインフォーマントへの聞き取り調査の報告を整理し、報告書としてまとめた。
さらに、そうした調査研究の成果の応用として、早稲田大学人類学会主催公開研究集会の招待講演として『グローバリゼーションからグローカリゼーション、そしてオルター・グローバリゼーションへ』において、筑波山山麓地域の地域づくりをオルターナティヴ・グローバリゼーションの事例として論じ、他地域の地域づくり活動との連携の可能性を論じた。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2010

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] グローバリゼーションからグローカリゼーション、そしてオルター・グローバリゼーション2010

    • 著者名/発表者名
      前川啓治
    • 学会等名
      早稲田文化人類学会
    • 発表場所
      早稲田大学(招待講演)
    • 年月日
      2010-07-10

URL: 

公開日: 2012-07-19  

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