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2008 年度 研究成果報告書

フィリピン共和国ルソン島北部山地における中間集団の形成と文化変化の人類学的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 19520699
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 文化人類学・民俗学
研究機関神戸大学

研究代表者

合田 濤  神戸大学, 大学院・国際文化学研究科, 教授 (00106593)

研究期間 (年度) 2007 – 2008
キーワード中間集団 / 中間系 / 北ルソン山地 / エスニシティ / 文化フェスティバル / 棚田水田耕作民 / 複合社会 / 三角柱モデル
研究概要

本研究では、北ルソン山地のボントック族、イフガオ族、カリンガ族における中間集団形成の様態を、文化フェスティバルの社会人類学的な野外調査によって明らかにした。それらの比較を通して、基層文化の差異や地方自治体の観光政策への対応の差異などが、観光を契機とした文化の客体化に及ぼす影響について検討した。その結果、複合社会を対象として、エスニシティや観光文化、文化フェスティバルなど、近年、文化人類学の応用面で多くの関心を集めている中間系に属する現象について「複合社会の三角柱モデル」という新たな構造モデルを構築することができた。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2009 2008

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 「複合社会の三角柱モデル-中間系の諸問題-」日本国際文化学会編『インターカルチュラル』2009

    • 著者名/発表者名
      合田濤
    • 雑誌名

      アカデミア出版会 第7号

      ページ: 104-168

    • 査読あり
  • [学会発表] 「中間系の諸問題-東南アジアにおけるマジョリティのエスニシティ-」日本国際文化学会2008

    • 著者名/発表者名
      合田濤
    • 学会等名
      2008年度第7回全国大会
    • 発表場所
      文教大学
    • 年月日
      2008-07-12

URL: 

公開日: 2010-06-10   更新日: 2016-04-21  

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