研究課題
基盤研究(C)
九州周辺には各地に島嶼が存在する。それらの島嶼は古来、国内外を巡る航路以上に位置し、また、歴史的に中国・朝鮮半島・沖縄(琉球)といった「異国」と接する境界領域に位置したことから、各島嶼の民俗芸能は国内外から政治的・文化的等、様々なかたちで多大なる影響を蒙ってきた。こうしたことは、これらの島嶼の多種多様な民俗芸能の理解にあたっては、それらを、文化的・歴史的・地域的に形作られてきた多様性に富む存在として、それぞれの島嶼の文脈において精確に見ていくことが必要となることを示している。
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鹿児島と奄美で『奄美大島の八月踊り』を見る(笹原亮二編)(国立民族学博物館機関研究プロジェクト「ユーラシアと日本:交流とイメージ」)
ページ: 4-11
『国際文化学研究』別冊III
ページ: 42-54
人間文化研究における連携構築と社会発信に関する方法論の考究(人間文化研究機構)
喜界島で『奄美大島の八月踊り』を見る(笹原亮二編)(国立民族学博物館機関研究プロジェクト「伝統芸能の映像記録の可能性と課題」・同「ユーラシアと日本:交流とイメージ」)
ページ: 4-20
芸術は何を超えていくのか(沼野充義編)(東信堂)
ページ: 26-36
口頭伝承と文字文化文字の民俗学声の歴史学(笹原亮二編)(思文閣出版)
ページ: 36-68
映像で八月踊りを記録する(笹原亮二編)(国立民族学博物館機関研究プロジェクト「伝統芸能の映像記録の可能性と課題」・同「ユーラシアと日本:交流とイメージ」)
ページ: 4-13