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2009 年度 自己評価報告書

中世前期貴族社会における漢詩文の基礎的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 19529003
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 日本文学
研究機関明石工業高等専門学校

研究代表者

仁木 夏実  明石工業高等専門学校, 一般科目, 講師 (40367925)

研究期間 (年度) 2007 – 2010
キーワード中世前期 / 漢詩文 / 儒者 / 公家日記 / 和漢兼作集
研究概要

本研究は、平安時代後期から鎌倉時代、いわゆる中世前期、主に京都の貴族社会において制作された漢詩文について基礎的な研究を行うことを目的とする。従来の日本漢詩文研究は、大きく奈良時代から平安時代にかけての貴族による漢詩文、室町時代の禅僧らによる五山文学、そして、江戸時代の儒学者らによる漢詩文、という三つのピークを中心に進められてきた。それぞれは独立したものとして扱われ、それらをつなぐ試みは殆ど行われていない。本研究では、諸所に残る漢詩文資料を収集と漢詩文制作の実態についての整理の2つの作業を柱とし、以後の研究の基幹となるデータベース作成を目指して従来の研究の欠落を補い、当該期漢詩文全体の展望を可能としたい。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2009 2008 2007

すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 「鳥羽法皇六十日大般若講願文」における罪の意識2009

    • 著者名/発表者名
      仁木夏実
    • 雑誌名

      皇統迭立と文学形成(大阪大学古代中世文学研究会編)

      ページ: 167-186

  • [雑誌論文] 西澗子曇『鳩嶺集』所収二首制作の背景をめぐって2009

    • 著者名/発表者名
      仁木夏実
    • 雑誌名

      文藝論叢 72号

      ページ: 64-79

  • [雑誌論文] 高山寺蔵鷹司兼平漢詩二首について2008

    • 著者名/発表者名
      仁木夏実
    • 雑誌名

      語文(大阪大学) 91輯

      ページ: 11-23

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 『新撰万葉集』と唐代伝奇小説, アジア遊学2007

    • 著者名/発表者名
      仁木夏実
    • 雑誌名

      特集 日本庶民文芸と中国 105号

      ページ: 176-185

  • [雑誌論文] 『明句肝要』-解題と影印・翻刻2007

    • 著者名/発表者名
      後藤昭雄・中川真弓・仁木夏実、金剛寺蔵
    • 雑誌名

      平成16-18年度科学研究費補助金基盤研究(A)『「金剛寺一切経の総合的研究と金剛寺聖教の基礎的研究」研究報告書第1分冊』

      ページ: 315-372

  • [学会発表] 絵の前の文学空間2009

    • 著者名/発表者名
      仁木夏実
    • 学会等名
      中古文学会関西部会
    • 発表場所
      大阪府立大学
    • 年月日
      2009-11-14

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公開日: 2011-06-18   更新日: 2016-04-21  

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