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2007 年度 実績報告書

国際機構の国際責任に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 19530036
研究機関岡山大学

研究代表者

黒神 直純  岡山大学, 大学院・社会文化科学研究科, 教授 (80294396)

キーワード国際法 / 国際機構 / 国際責任 / 国際行政
研究概要

今日、国際社会において、国際機構が果たすべき役割は多岐にわたっているものの、国際機構の国際責任に関する研究はさほどの進展を見ていない。そこで、本研究は、従来の国際機構法からのアプローチに加え、それ以外の国際法分野からのアプローチ、さらには、行政学的アプローチを含む新たな分析枠組みを提供することにより、混迷する国際機構の国際責任の問題の一端を明らかにすることを目的とする。
1.組織面における分析
(1)国連事務局改革に見る責任とアカウンタビリティーの研究(黒神)
国連事務局改革に伴う行政裁判所改革について研究した。6月に日本国際連合学会にて研究報告を行った。
(2)行政機構の国際的比較研究(築島)
本年度は日本の官僚制に焦点を当て、特に、人事形態について、欧米の行政組織との比較や日本社会におけるその他の組織との比較を通じて、日本の官僚制のあるべき姿を検討した。
2.実体面における分析
(1)国際機構の内部的責任に関する研究(黒神)
国際機構内部に生起する責任に関し、本年度は主要文献の収集を行った。
(2)国際機構の対外的責任に関する研究(竹内)
本年度は、域外適用法理を梃子にして管轄権行使の法構造について検討した。特に、これらの管轄権行使と、処罰義務に関する領域国の国家責任およびICC、 ICTY、 ICTRなどの国際機構の処罰権限との諸関係について考察した。2月に岡山大学国際共同セミナーにて研究の一部を報告した。
(3)国際責任の認定に関する研究(玉田)
本年度は、国際機構内の裁判機関(国連行政裁判所等)と一般的な国際司法裁判の性質の比較検討を行った。これらの知見を前提としつつ、国際裁判における既判力原則や判決理由記載義務といった諸原則の分析を行った。国際法学会2007年度春季大会(2007年5月12日)にて、この研究成果の一部を報告した。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2008 2007

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 「国際裁判における既判力原則」2008

    • 著者名/発表者名
      玉田大
    • 雑誌名

      国際法外交雑誌 106

      ページ: 確定

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 「判例研究ウルグアイ河のパルプ工場事件(仮保全措置命令2007年1月23日)」2007

    • 著者名/発表者名
      玉田大
    • 雑誌名

      岡山大学法学会雑誌 57巻1号

      ページ: 180-190

  • [雑誌論文] 「原田久『NPM時代の組織と人事』(信山社、2005年)」2007

    • 著者名/発表者名
      築島尚
    • 雑誌名

      『〔年報行政研究42〕行政改革と政官関係』(ぎょうせ

      ページ: 181-184

  • [学会発表] 「国連事務局改革と国際公務員制度」2007

    • 著者名/発表者名
      黒神直純
    • 学会等名
      日本国際連合学会
    • 発表場所
      国連大学
    • 年月日
      2007-06-02

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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