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2009 年度 研究成果報告書

国際司法裁判所における証明責任法理及び証拠法の研究

研究課題

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研究課題/領域番号 19530041
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 国際法学
研究機関桐蔭横浜大学

研究代表者

内ヶ崎 善英  桐蔭横浜大学, 法学部, 教授 (70257426)

研究期間 (年度) 2007 – 2009
キーワード国際司法裁判所 / 証明責任 / 証拠法 / ICJ / ジェノサイド事件 / コンゴ事件 / ICJ訴訟法 / ICJ訴拠法
研究概要

国際司法裁判所における証拠法は、国際法としての独自の発達を十分に遂げておらず、裁判官も研究者もその基礎的素養となっている出身国の証拠法を無意識に適用しがちである。英米法と大陸法では裁判所観が大きく異なるため、証拠法に関しても一致しないシーンが多くなっており、各国の国内法による証明責任法理と証拠法の比較検討のみでは、国際社会に十分な法理を提供することができないため、国際法としての意識的な立法作業が必要であること。また、その際には、国際社会の裁判所としての国際司法裁判所に特有な問題-とくに国際公益の実現-が、国内法の証拠法には存在していない対応策-裁判所主導の証拠収集など一を必要としていると言える。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2009 2008 2007

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] ICJの事実認定と第三者機関2009

    • 著者名/発表者名
      内ヶ崎善英
    • 雑誌名

      法学新報 第116巻3・4号

      ページ: 77-97

  • [学会発表] ICJの事実認定と第三者機関2008

    • 著者名/発表者名
      内ヶ崎善英
    • 学会等名
      国際法立法研究会
    • 発表場所
      上智大学
    • 年月日
      2008-07-04
  • [学会発表] 紛争処理手続の多元化-制度設定による客観化から内実の客観化へ2007

    • 著者名/発表者名
      内ヶ崎善英
    • 学会等名
      国際法学会
    • 発表場所
      帝塚山大学
    • 年月日
      2007-10-06

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公開日: 2011-06-18   更新日: 2016-04-21  

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