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2009 年度 研究成果報告書

労働法におけるフレセキュリティー(柔軟性と安定性の相乗的実現化)の研究

研究課題

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研究課題/領域番号 19530049
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 社会法学
研究機関中央大学

研究代表者

米津 孝司  中央大学, 法務研究科, 教授 (30275002)

研究期間 (年度) 2007 – 2009
キーワードフレクシキュリティー / 合意の実質化 / 基本権保護 / 企業価値 / 比例原則 / 信頼関係的合意 / 手続保障
研究概要

(1)グローバル化と情報化が進行する21世紀における世界及び日本の社会経済・労働世界の変化に労働法が対応するためには、労働者保護法と団結権保障とからなる19世紀・20世紀型の労働法の基本構造に一定の修正的変化が生じる。
(2)そこでの基本理念は労使における「合意の実質化」である。
(3)労働法は、規範密度におけるグラデーション構造をなす法原理の体系としての成熟度に応じて、労働世界の複雑な諸利益を最適均衡させるフレクシキュリティー機能をもつことになる。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2009 2008

すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] なぜ労働法は強行法なのか2009

    • 著者名/発表者名
      米津孝司
    • 雑誌名

      日本労働研究機構雑誌 585号

      ページ: 54-57

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 企業の変化と労働法学の課題2009

    • 著者名/発表者名
      米津孝司
    • 雑誌名

      日本労働法学会誌 113号

      ページ: 72-86

  • [雑誌論文] 労働契約法の成立と今後の課題2008

    • 著者名/発表者名
      米津孝司
    • 雑誌名

      労働法律旬報 2008年4月上旬号

      ページ: 7月18日

  • [雑誌論文] 労組法7条の使用者2008

    • 著者名/発表者名
      米津孝司
    • 雑誌名

      労働判例を読む(和田肇・唐津博)(日本評論社)

      ページ: 248-258

  • [学会発表] 企業システム・企業法制の変化と労働法2008

    • 著者名/発表者名
      米津孝司
    • 学会等名
      日本労働法学会2008年秋季学術総会シンポジウム
    • 発表場所
      東洋大学にて
    • 年月日
      2008-10-13

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公開日: 2011-06-18   更新日: 2016-04-21  

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