研究課題
基盤研究(C)
本研究は知的財産法と競争政策の関係の解明を目的としている。具体的なテーマとして、(1)知的財産権ライセンス、(2)知的財産の流通、および(3)権利濫用の法理を選択した。本研究を通じて、以下の結論が得られた。a)知的財産のライセンス契約が締結される際に、競争上の弊害が生じるおそれがある。b)そのため、知的財産の流通が阻害され可能性がある。c)そうした問題に対処するためには、競争政策の視点、あるいは権利濫用法理の援用が重要である。
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日本工業所有権法学会年報33号
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日本工業所有権法学会年報32号
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斉藤博先生退職記念『現代社会と著作権法』
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