研究課題
平成20年度は、研究計画にしたがい、19世紀前半期から第三共和制期にかけて共和主義思想の橋渡し役となったE. キネ、J. バルニ、C. ルヌーヴィエたちの思想を検討し、特にカント哲学のフランスにおける受容と共和主義思想の革新がどのように行われだかわ検討した。この研究の一部は、『思想』誌(2009年4月)に発表した論文「フランス共和国モデルの現在」の執筆に活かした。また、前年にまとめた論文「ヴォルテールと共和主義」を発表し、後続のコンドルセやD・トラシに関する論文を作成中である。
すべて 2009 2008
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件)
岩波書店刊『思想』 1020号
ページ: 91-115
山形大学『法政論叢』 43号
ページ: 1-58