研究課題
基盤研究(C)
本研究は、従来ジャコバン的性格が強調されてきたフランス共和国モデルの再検討の動向を踏まえ、その特質と現代的変容を理解するために、フランス革命前後から、共和国モデルの確立した19世紀末までに時期を設定し、政治思想史的観点からアプローチしたものである。具体的には、ヴォルテール、コンドルセを初めとして、19世紀末のA.フイエ、E.デュルケムまで、反ジャコバン的共和主義の系譜を辿り、ロザンヴァロンが言う「修正されたジャコバン主義」としての「改革された共和国モデル」の特質を明らかにしたものである。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 2件)
彦根論叢 (滋賀大学) 383号
ページ: 55-76
思想 1020号
ページ: 91-115
山形大学法政論叢 第43号
ページ: 1-57