研究課題
基盤研究(C)
1967年ポンド切下げに至る国内政治過程と対外関係に焦点を当て、国際収支・為替危機の深刻化に伴い、首相や蔵相、外相といった主要政治アクターの選考や力関係の変容を分析した。ポンド切下げvs.デフレ政策という閣内対立は、首相官邸、大蔵省、経済問題省という3機関間の経済政策の立案をめぐる軋轢を反映していたこと、また対外的には、ポンド切下げを求めるアメリカからの要請や圧力が作用していたことを明らかにした。
すべて 2008
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)
『政治的エグゼクティヴの比較研究』(早稲田大学出版部)
ページ: 33-62