研究課題/領域番号 |
19530111
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
小田川 大典 岡山大学, 大学院・社会文化科学研究科, 教授 (60284056)
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研究分担者 |
岡田 雅夫 岡山大学, 事務局, 副学長 (90033422)
谷 聖美 岡山大学, 大学院・社会文化科学研究科, 教授 (40127569)
波多野 敏 岡山大学, 大学院・社会文化科学研究科, 教授 (70218486)
河原 祐馬 岡山大学, 大学院・社会文化科学研究科, 教授 (50234109)
黒神 直純 岡山大学, 大学院・社会文化科学研究科, 教授 (80294396)
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キーワード | リスク社会 / ソーシャル・キャピタル / 公共性 / デモクラシー / 共和主義 / 政治参加 / 市民社会 / 再帰的近代化 |
研究概要 |
1.リスク論とソーシャル・キャピタル論の接合の可能性の検討とその法政策学的インプリケーションの解明 研究代表者および研究分担者の専門分野が多岐に渡っていることを配慮し、数回の研究打ち合わせとメーリングリストによって、各分野でのリスク論とソーシャル・キャピタル論に関する研究の現状についての情報交換を行なった。当該テーマについての具体的な成果としては、谷聖美、河原祐馬、大森秀臣がそれぞれ論文を執筆し、学内紀要に発表した。また主な学会報告としては、河原祐馬、小田川大典が、2007年度の日本政治学会研究大会において、それぞれ研究報告を行った。尚、未刊行ではあるが、小田川大典も当該テーマについての論文を完成しており、学会誌『社会思想史研究』に掲載されることが決定している。 2.リスク論の法政策学的研究 当該テーマについての具体的な成果としては、波多野敏がフランス革命期の法思想を手がかりとした論文を執筆し、学内紀要で発表したほか、関連するテーマについて成廣孝、玉田大がそれぞれ論文を執筆し、学会誌に発表している。まだ刊行されていないが、現代法理論における代表的なリスク論者であるキャス・サンスティンについて大森秀臣が、現代社会理論における代表的なリスク社会論者であるアンソニー・ギデンズについて小田川大典が、それぞれ論文を準備中であり、2008年度の学内紀要に発表される予定である。また、黒神直純、築島尚、竹内真理も関連する論文を準備中である。
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