研究課題/領域番号 |
19530112
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研究機関 | 大分大学 |
研究代表者 |
DAY Stephen 大分大学, 経済学部, 准教授 (60404357)
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研究分担者 |
小川 有美 立教大学, 法学部, 教授 (70241932)
臼井 陽一郎 新潟国際情報大学, 情報文化学部, 教授 (90267451)
中北 浩爾 立教大学, 法学部, 准教授 (30272412)
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キーワード | 国際党派連合 / 欧州政党 / 超国家ガバナンス / 制度化 |
研究概要 |
プロジェクト初年度となる本年度は、主として準備作業を行った。メンバーによる会合を7月と3月にそれぞれ立教大学で開催、前者がメンバー間の分業体制の確認および論点のリストアップで、後者は研究代表スティーブン・デイによる欧州地域準備調査報告の検討会となった。また本プロジェクトのガバナンス部門を担当する臼井がEUの環境政策に関連した欧州議会の政策過程における政治的脆弱性についてJournal of European Integrationに論文を発表し、またスティーブン・デイが超国家組織での意志決定制度の発展の様相について、やはりEUを事例に論文をまとめた。両論文も前出3月の会合でメンバー間の共有知見とし、次年度以降の本格的な研究の土台とすることができた。前出の研究代表スティーブン・デイによる予備調査出張は9月で、国際党派連合に関連した数人のキーパーソンとのネットワーク作りを進めることができた。これに関連して、デイは欧州政党(Euro-parties)および国際党派連合(Global Party Internationals)の概念的な理解を進めるための文献レビューを内部文書の形でまとめた。小川と中北は本プロジェクトに関連した政党組織資料の収集にあたった。なお、本研究プロジェクトの途中経過を公表するブログも立ち上げ、試験的な運用をはじめることができた。次年度以降は欧州政党に関する立ち入った本格的な研究に着手していくとともに、アジア太平洋地域の国際党派連合について、その実態把握につとめていく予定である。
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