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2008 年度 実績報告書

グローバル化時代における政党の国際連携-国際党派連合とEUの欧州政党を中心に

研究課題

研究課題/領域番号 19530112
研究機関大分大学

研究代表者

DAY Stephen  大分大学, 経済学部, 准教授 (60404357)

研究分担者 小川 有美  立教大学, 法学部, 教授 (70241932)
臼井 陽一郎  新潟国際情報大学, 情報文化学部, 教授 (90267451)
中北 浩爾  立教大学, 法学部, 准教授 (30272412)
キーワード国際党派連合 / 欧州政党 / 超国家ガバナンス / 制度化
研究概要

プロジェクト二年目となる本年度は、リサーチ・デザインの基本となる概念について詳細な再検討を加えつつ、当初計画にそくして、ヨーロッパ・アジア双方の調査を進めていった。1月に本年度のリサーチ活動を総括する会合を開き、研究代表者のデイが国際党派連合のインタビュー調査について中間報告を行い、他のメンバーとの間で、理論枠組およびそこから導出した国際政党連携の制度化に関する作業仮説の妥当性について、デイの調査をもとに、突き詰めた検討を行った。この成果に基づいて、最終年度に3回ほど、研究代表者のスティーブン・デイが学会報告を行う予定である(すでにペーパー及びパネルの提案は採択済)。3回の内訳は、ひとっが国内(日本比較政治学会)、あとは国際学会(アメリカ中西部政治学会と世界政治学会)である。以上の学会報告の内容は、国際党派連合の制度化の側面およびヨーロッパ・アジア双方での国際党派連合のプレゼンスの相違にフォーカスを当てたものとなる。いずれも最終年度以降、出版を目指す。また国際党派連合の欧州におけるプレゼンスに検討を加えるにあたって必要となる作業として、分担者の小川有美がEUの政策形成のインフォーマルな側面にフォーカスを当てたペーパーを、また同じく分担者の臼井陽一郎がEUの環境ガバナンスにおけるイデオロギー対立を視野に入れたペーパーを、それぞれ本年度中に発表している。なお本研究プロジェクトの状況について公開するためのブログサイトの構築は、継続して進められている.

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2009 2008 その他

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] EUの持続性戦略と欧州統合の行方2009

    • 著者名/発表者名
      臼井陽一郎
    • 雑誌名

      『日本EU学会年報』第29号 第29号

      ページ: 83-103

    • 査読あり
  • [雑誌論文] EUのインフォーマル政策システム2008

    • 著者名/発表者名
      小川有美
    • 雑誌名

      平島健司編『国境を越える政策実験・EU』東京大学出版会(2008年9月17日). なし

      ページ: 173-200

  • [学会発表] 地域主義と環境ガバナンス : EUの気候変動対策を中心に2008

    • 著者名/発表者名
      臼井陽一郎
    • 学会等名
      CREP (比較地域主義研究) セミナー(東京大学社会科学研究所主催)
    • 発表場所
      東京大学
    • 年月日
      2008-05-23
  • [学会発表] EUの持続性戦略(SDS)とソフト・ガバナンス : 民主主義の観点から2008

    • 著者名/発表者名
      臼井陽一郎
    • 学会等名
      第32回慶應EU研究会 (慶應ジャン・モネEU研究センター主催)
    • 発表場所
      慶應義塾大学
    • 年月日
      2008-04-26
  • [備考]

    • URL

      http://academicstudy.jugem.jp/

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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