研究課題
基盤研究(C)
小国ラトヴィヤの成立史を通して、冷戦終焉後に、ラトヴィヤがどのように新しい国際秩序の形成にかかわろうとしたかを明らかにした。特に、1990年代、「ラトヴィヤ国家」と「ラトヴィヤ国民」を目指す新たな歴史像が、なぜ、創られているかを国家成立の研究史を通じて示した。複雑な国際環境の中で、独立にしか主体性を見出せなかったラトヴィヤ国家の成立そのものが脆弱であったことにその理由を見つけることができる。
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学苑人間社会学部紀要(昭和女子大学) 808号
ページ: 1月15日
EU拡大後のエストニア・ラトヴィアにおける国家統合と複合民族社会形成に関する研究(京都大学経済研究所) No.0806
ページ: 69-74
Latvijas Kara Muzeja Gadagramata IX
ページ: 76-87