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2007 年度 実績報告書

EUをモデルとする地球公共政策とリスク・メネジメント

研究課題

研究課題/領域番号 19530141
研究機関早稲田大学

研究代表者

福田 耕治  早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (20165286)

研究分担者 堀口 健治  早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (80041705)
須網 隆夫  早稲田大学, 大学院・法務研究科, 教授 (80262418)
キーワード地球公共政策 / EU / リスク・マネジメント / 科学技術政策 / 食の安全 / 地球環境政策 / 社会保障政策 / 医療・保健政策
研究概要

「EUをモデルとする地球公共政策とリスク・マネジメントについて」考察する準備作業として、2007年度は、研究代表者の福田がEU関係の各政策領域の専門図書および文献リスク・マネジメントに関する研究文献を調査し、入手するとともに、必要な図書、資料・報告書等を、欧州および国内大学等から収集した。研究分担者の堀口は、食の安全問題を中心に、アンケート調査等を実施し、現在収集したデータを分析・整理している途中である。またもう一人の分担者の須網は、国際テロリズムとリスク・マネジメント関係の問題を調査・研究し、その成果の一部は『国際法外交雑誌』に論稿として発表するとともに、さらに詳細な分析を継続中である。研究代表者は、初年度の論文として、「国際機関と国内行政一食の安全リスク管理をめぐる国際公益の確保」を執筆し、EUにおける食品安全確保政策とリスク・マネジメントのあり方について分析し、その成果の一部は、『公益学を学ぶ人のために』(世界思想社)として2008年春刊行される予定であり、現在、再校ゲラの校正中である。また、研究代表者は、NHK国際放送のWhat's Up Japanという英語番組に出演し、地球環境政策や科学技術政策における日本・EUの研究協力関係を強化し、地球公共政策とリスク・マネジメントに貢献することの必要性について政策提言をした。これは、17ヶ国語に翻訳され、2008年1月17-18日の放送で全世界に発信された。これらを踏まえて、現在はEUの人の自由移動政策と社会保障政策、医療・保健政策等とリスクマネジメントをめぐる問題の分析を進めつつある。

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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