研究課題
基盤研究(C)
貨幣的均衡について研究を行い以下の結果を得た。1.定常均衡の非決定性が生じるモデルを特定し、非決定性の背後にある一般的論理を明らかにした。2.定常均衡が非決定の場合、効率的な配分をもたらす政策を提示した。3.市場制度の選択(例えば、オークション市場かワルラス市場かの選択)が経済厚生などの均衡の性質に及ぼす影響を分析した。4.ランダムマッチングモデルの定常均衡の存在条件を明らかにし、均衡の大域的な性質を分析した。また、cash-in-advanceモデルの均衡解の動学的特性を明らかにした。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (3件) 備考 (1件)
Journal of Mathematical Economics v.45, iss.5-6
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Journal of Economic Theory (掲載決定)