研究課題
基盤研究(C)
本研究では、伝統的なゲーム理論では考察できなかったプレイヤーの戦略的参入・退出を、自発的にゲームを繰り返すオプションを入れたモデルとして定式化し、情報の増加が信頼や社会規範の成立を促すということと、相手の今後の戦略について社会的信念が形成、継承されていく場合、新たな均衡があることを示した。これにより、既存の進化ゲームの枠組みを拡張したという理論的貢献と、グローバル社会における信頼形成問題についての政策的含意が得られた。
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Review of Economic Studies (近刊)
経済研究 58(2)
ページ: 110-121
駒澤大学経済学論集 39(1)
ページ: 35-49