2009 年度自己評価報告書

ケインズとカレツキの経済学に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号	19530167
研究種目	基盤研究(C)
配分区分	補助金
応募区分	一般
研究分野	経済学説・経済思想
研究機関	名古屋大学
研究代表者	鍋島直樹名古屋大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (70251733)
研究期間 (年度)	2007 – 2010
キーワード	経済学史 / 経済思想
研究概要	ケインズとカレツキの経済学を理論・思想・政策の三つの側面から総体的に再検討することを目的とする。とくに次の三点に重点をおいて研究を進めている。第一は、ケインズとカレツキの経済政策論についての検討である。第二に、自由主義や民主主義をめぐる彼らの思想について再検討する。第三に、貨幣的要因が実体経済に及ぼす影響についての分析枠組みをさらに拡張していくことをめざす。これらの作業を通じて、ケインズとカレツキの経済学の今日的な意義がどこにあるのかを明らかにしようと試みる。

(5件)