研究課題
基盤研究(C)
制度の経済学は、新古典派経済学とは異なり、人間は慣習に基いた行動を取ると仮定する。このことは、制度の経済学の想定する人間像が、他者の行動に依存して意思決定を行うような非自律的存在であることを意味している。本研究は、このような制度の経済学の人間像が、プラグマティズムの理論や、廣松渉の共同主観性の理論に基礎付られること、並びにこのような議論から多くの示唆を得ることが出来ることを明らかにした。
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創文 517巻
ページ: 23-26