研究課題
基盤研究(C)
将来の医療支出の増加に対して,急速に少子高齢化の進行する日本において不安が高まっている.健康知識の増加が,疾病の早期発見,早期治療,予防医療の受診などに結びついていくことが期待されている.この予防行動はすべての疾患に有効であるわけではなく,いくつかの疾病に対しては人間の努力は無効である.健康に対する知識と医療費自己負担などが受診行動に及ぼす影響を診療科ごとにどう違うか調査した.健康教育が医療経済的な観点から有効であり,医療費増加への有効な対策となる政策的な示唆が得られた.
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経済論叢 (京都大学) Vol. 182, No. 1
ページ: 27-42