研究課題
1.2007年9月8日〜16日、アルバニアを訪問した。首都ティラナでは、科学アカデミー経済研究所所長ルルジム・ハナ博士、ティラナ大学経済学部講師メリタ・ジュマリ博士、アルバニア政府欧州統合省次官アルバエルト・ガーヨ、アルバニア外国投資庁ヴイオラ・プッチ氏と面談した。そのほか、地方都市のクルーヤ、ポグラデッツ、ビリシュトを視察した。私にとって初めてのアルバニア訪問であり、自分の目でアルバニアの実情を知ることができて有益であった。2.同年9月16日〜21日、マケドニアを訪問した。マケドニア外国投資庁イリエフ氏、政府欧州統合局オルヒデヤ・カリョセフスカ氏、キリル・メトド記念スコピエ大学経済学部のイレーナ・キケルコヴァ准教授、ナリーリア・ニコロフスカ教授、科学アカデミー会員クリューセフ博士、社会・政治・法学研究所ヨルデ・ヤキモフスキー博士と面談した。3.同年9月21日〜29日、セルビアを訪問した。9月24日、ベルグラードの経済研究所主任研究員のユーリー・バーイェッツ博士と面談した。9月25日、セルビア外務省を訪問し、欧州担当外務次官のミリッツァ・デロヴィチ博士に会い、安定化・連合プロセスについてインタビューした。同日、駐セルビア日本大使の長井忠氏、参事官品田光彦氏、一等書記官坪田哲哉氏と会い、セルビアの政治・経済情勢の説明を受けた。4.9月27-28日、ベオグラード大学経済学部創立70周年記念の国際シンポジウムに参加し、分科会で論文Bulgaris's Effort for Transition and European Integrationを発表したほか、多くの発表を聞き、議論に参加した。5.今回の現地調査の概要は「西バルカン紀行」(『ロシア・ユーラシア経済』No.908、2008年3月号)としてまとめた。現地調査では多くの資料を入手したが、いま分析を行っているところであり、近いうちに本格的な論文にまとめる予定である。
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新潟大学経済論集 第84号
ページ: 1-17
海外事情 第55巻第6号
ページ: 52-65
ロシア・ユーラシア経済-研究と資料- 901号
ページ: 29-41
EU学会年報 第27号
ページ: 99-123
新潟大学経済論集 第83号
ページ: 55-72
Challenges of Globalization and Transition (Proceedings)
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Montenegrin Journal of Economics Vol.III,No.6
ページ: 55-69