研究課題
基盤研究(C)
本研究は自然失業率仮説を組み込んだ新古典的フィリィップス曲線(NCPC)を制約とし、金融当局が生産量とインフレ率の分散を最小化するモデルを用い、公衆からの反応の結果としてこれらの変数への含意を検討した。第一の結論は、裁量の均衡は二つあり、調整が大幅な金融政策の下でより低いインフレ率を生じる均衡と調整が小幅な金融政策の下でより高いインフレ率を生じる均衡が有ることである。日本のデータによる実証面の応用は進行中である。
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Disccussion Paper New Series, School of Economics