1.本年度の研究実施計画としては3点を設定した:(1)方法論の確定、(2)モンゴルの研究協力者との研究内容合意、(3)機材の購入とセットアップ。 2.(1)は順調に進んでいる。第1に文献資料を収集した。主に、公共財政経営(PFM)の資料と、公共支出財政委任結果責任(PEFA)の業績測定枠組みの資料のさらなる収集を行い、方法論の構築へ向けて分析中である。第2に、3月5日〜19日まで、PEFA事務局とPFM専門家に対する米国聞き取り調査と国連経済社会局に対する国連のPFM取り組みについて聞き取り調査を行う。これらからモンゴル公共財政経営分析の方法論を確立。 3.(2)は遅れがある。モンゴル研究者との研究内容交渉は、現時点では共同研究候補者の一人であるNaidalmaa BADRAKHA(Khan Bank)とコンタクトを取っただけである。遅れの原因は、世界銀行が同じ目的で調査を行うかもしれない可能性があり、もしそうなると、本研究と調整する必要があり、調査内容に変更がありうるため、合意へは慎重を期しているためである。次年度の第1課題として、予定した3人の政府職員と合意を結ぶ予定。 4.(3)は変更がある。購入機材として予定した大容量PCの購入を来年度へまわし、資料の取り込みに必要なスキャナー購入を優先した。理由は、以下の3点:(a)本年度の全体予算が約178万円から130万円に減額されたため、備品を46万円から25万円に減額した、(b)米国聞き取り調査がアポイントメントの都合上、当初計画より長くなり海外旅費の費用が拡大した、(c)資料のPC取り込みのために、スキャナー購入を優先した、である。 第2年度は、上記の結果を踏まえて、(a)現地研究者と合意し、(b)モンゴル現地調査を行い、結果の分析を行う。
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