研究課題
基盤研究(C)
産業革命期から昭和戦前期を対象に、海軍工廠を含む造船業・鉄鋼業・電機工業の主要企業の技術系職員のキャリアデータを収集・分析し、人事管理制度の発展と関連させて検討した。その結果、高等技術教育により養成された欧米の技術知識を導入する人材と並んで、それらの知識を現場で活用する人材の形成が工業発展に必要であり、後者は「現場型技術者」の職員への登用や、企業内教育による職工の学理的知識を持つ人材への育成とその職長、さらには職員への登用により生み出されたことを明らかにした。
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政治と経済 51巻3号
ページ: 14-23