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2008 年度 実績報告書

提携を活用した組織変革の認知・導入・定着に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 19530328
研究機関横浜国立大学

研究代表者

山倉 健嗣  国立大学法人横浜国立大学, 経営学部, 教授 (90126384)

研究分担者 高橋 賢  横浜国立大学, 大学院・国際社会科学研究科, 准教授 (50282439)
谷地 弘安  横浜国立大学, 大学院・国際社会科学研究科, 准教授 (10293169)
山岡 徹  横浜国立大学, 大学院・国際社会科学研究科, 准教授 (80377085)
ヘラー ダニエル  横浜国立大学, 経営学部, 准教授 (00362096)
キーワード企業経営 / 提携 / 組織変革
研究概要

研究の目的は提携を活用した組織変革プロセスを明らかにすることである。提携が組織変革におよぼす影響を解明することであり、変革主体として提携相手を含む組織変革の段階モデルを構築することである。提携論と組織変革論の境界領域に注目した研究である。提携に関する従来の研究をサーベイし、提携を捉える枠組みとして、学習の視点とパワーの視点、対境担当者の視点を統合する枠組みを提示した。また提携への参加組織のコミットメントの違いを考慮しそれを枠組みに組み込むことを日産等の事例をつうじて明らかにし、提携と組織変革の関係について、コミットメントの程度により、組織変革の内容・範囲・程度・タイミングの違いをもたらすことを考慮した枠組みを設定した。組織変革に関する内外の文献探索をつうじ、変革の事例の蓄積はあるものの、明確な枠組みに基づく解釈が行われていないことが明確となり、変革の段階モデルを提示することの意味が一層明らかになった。組織変革と密接にむすびつく戦略変革(事業変革・製品変革を含む)についての分析もおこなうとともに、原価会計の観点から変革の評価モデルの構築が行われた。提携と組織変革との関連については、従来の研究ではほとんど取り上げられていないことを踏まえ、少数の事例の探索的調査を通じて、認知・導入・実行の各段階に影響を及ぼす要因、段階移行に関わる要因の識別を試み、変革のフェイズモデルを提示した

  • 研究成果

    (9件)

すべて 2009 2008

すべて 雑誌論文 (6件) 図書 (3件)

  • [雑誌論文] 中小企業の成長戦略と組織・組織間関係2009

    • 著者名/発表者名
      山倉健嗣
    • 雑誌名

      横浜国際社会科学研究 16-6号

      ページ: 1-8

  • [雑誌論文] 原価構造の変容と外部報告会計への影響にかんする一考察2009

    • 著者名/発表者名
      高橋賢
    • 雑誌名

      経理研究 52号

      ページ: 367-376

  • [雑誌論文] 連結原価と共通費2009

    • 著者名/発表者名
      高橋賢
    • 雑誌名

      横浜経営研究 29-1・2号

      ページ: 83-95

  • [雑誌論文] 連結原価の配賦方法の合理性に関する一考察 正義という観点から2009

    • 著者名/発表者名
      高橋賢
    • 雑誌名

      横浜経営研究 29-4号

      ページ: 27-41

  • [雑誌論文] 戦略行動としてのM&A+D2008

    • 著者名/発表者名
      Heller, D
    • 雑誌名

      横浜国立大学経営学部Working Paper No272

      ページ: 1-18

  • [雑誌論文] アプリケーション・ソフトウエアの企画・開発プロセス 「EDMICS」2008

    • 著者名/発表者名
      谷地弘安
    • 雑誌名

      横浜国立大学経営学部Working Paper No. 276

      ページ: 1-16

  • [図書] 新・挑戦する独創企業2008

    • 著者名/発表者名
      山倉健嗣
    • 総ページ数
      340-355
    • 出版者
      プレジデント社
  • [図書] 企業変革の人材マネジメント2008

    • 著者名/発表者名
      山岡 徹
    • 総ページ数
      280
    • 出版者
      ナカニシヤ出版
  • [図書] マーケティングを学ぶ(上)2008

    • 著者名/発表者名
      谷地 弘安
    • 出版者
      中央経済社

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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