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2007 年度 実績報告書

企業ビジョン(ドメイン定義)と多角化戦略と企業業績:日米製造企業の研究

研究課題

研究課題/領域番号 19530363
研究機関立教大学

研究代表者

並木 伸晃  立教大学, 経営学部, 教授 (70303104)

キーワードミッション・ステートメント / 多角化戦略 / 企業業績 / ビジョン
研究概要

この研究の目的は,企業ビジョン(ドメイン定義)と多角化戦略と企業業績の関係を調べることである。まずは,米国と日本で書かれたミッション・ステートメントに関する文献,多角化戦略に関する文献を集めた。日本の文献は米国の文献に比べて,非常に少なかった。
その次に,米国企業と日本企業の企業ミッション・ビジョンを収集した。産業によって,ミッション・ステートメントやら多角化戦略によって違いがあることが過去の文献から分かったので,産業内に比較的多くの企業を持つ化学産業と電気産業に集中して,データを集めた。これによって,統計学的ツールを使った科学的分析が可能になる。
さらに日米の化学と電気企業の多角化戦略についてのデータも集めた。今までの分類方法であるルメルト方式,エントロピィ方式,SICカウントを使いデータを集めた。
まずは,日本の化学企業のミッション・ステートメントに関する研究として,論文「ミッション・ステートメントと企業業績の関係:日本化学企業のケース」を作成し,立教ビジネスレビューに発表する。この論文では,日本の化学企業のミッション・ステートメントと業績の関係も調べた。米国企業の過去の研究とは異なり,日本(化学)企業のミッション・ステートメントと企業業績は非常に弱い関係を持っていた。
日米企業のトップにインタビューをし,さらにアンケート調査を行っている。日本,米国それぞれ約300社からデータを収集している。これらの研究を論文として発表する予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2008

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] ミッション・ステートメントと企業業績の関係:日本化学企業のケース2008

    • 著者名/発表者名
      並木 伸晃
    • 雑誌名

      立教ビジネスレビュー 1(掲載決定)

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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