研究課題/領域番号 |
19530371
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研究機関 | 大阪商業大学 |
研究代表者 |
孫 飛舟 大阪商業大学, 総合経営学部, 准教授 (80340636)
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研究分担者 |
古沢 昌之 大阪商業大学, 総合経営学部, 教授 (30351480)
中橋 國藏 大阪商業大学, 総合経営学部, 教授 (80030716)
原 敏晴 大阪商業大学, 総合経営学部, 講師 (50388386)
崔 圭皓 大阪商業大学, 総合経営学部, 講師 (50454575)
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キーワード | 多国籍企業 / グローバル経営 / 経営比較 / チャイナ+1 / ベトナム投資環境 / 対越直接投資 / 金融危機と中国自動車市場 / 日韓自動車メーカーの中国戦略 |
研究概要 |
本年度において、文献研究と現地ヒヤリング調査を中心に研究を進めてきた。 1.文献研究 (財)国際貿易投資研究所やジェトロなどの研究機関が刊行している貿易統計や多国間直接投資に関する報告書、及びベトナム経済研究所が刊行している『ベトナム経済動向』(月刊誌)、『ベトナム実用法令集』などの資料を入手し、日・中・韓3ヵ国の多国籍企業による海外直接投資の状況の把握、とりわけベトナムに対する直接投資に関する研究に努めた。 2.現地ヒヤリング調査 平成20年9月にベトナム・ホーチミン市に対する現地調査を行い、現地に進出している日系企業マブチモーター社、ベトナムヤクルト社、プラスベトナム社、大晃機械(株)、オムロンヘルスケア社、フォスター電機社を訪問し、ヒヤリング調査を行った。また、研究代表者の孫飛舟は同年9月に中国北京に行き、北京中央財経大学、トヨタ自動車株式会社中国投資有限公司、ダイハツ自動車北京事務所、マツダ自動車北京事務所及び北京現代自動車に対するヒヤリング調査を行った。 ベトナムでの調査では、日系各社の「チャイナ+1」戦略、現地(ホーチミン市)の投資環境、とりわけ人件費の上昇などの問題に対する取り組みを知ることができた。また、北京での調査では、金融危機が迫る中、中国自動車市場の変調ぶりについても肌で感じることができた。
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