研究課題
基盤研究(C)
本研究では、企業の投資意思決定にかかる保険契約の役割を考察するためのエージェンシー・モデルを構築するとともに、数値計画法に基づくシミュレーションを行った。結論として、「リスク性負債と保険契約」の組合せによって、株式価値をエージェンシー・コスト分だけ引き上げることで、過少投資問題を解決し死荷重を解消できることが明示された。つまり、保険契約は株主による更新投資に関する意思決定を拘束することで、適正投資水準を実現できる効率性効果を有することになる。
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週刊社会保障 5023巻
ページ: 56-60
環境施設マネジメント 46巻
ページ: 46-61
週刊社会保障 2499巻
ページ: 53-58
保険学雑誌 599巻
ページ: 81-96