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2008 年度 研究成果報告書

変容するセグメント組織のための業績測定システムの研究

研究課題

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研究課題/領域番号 19530400
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 会計学
研究機関横浜国立大学

研究代表者

高橋 賢  横浜国立大学, 大学院・国際社会科学研究科, 准教授 (50282439)

研究期間 (年度) 2007 – 2008
キーワード業績測定 / 直接原価計算 / 貢献利益法
研究概要

本研究では,様々なセグメント形態に対して,どのような業績評価を行えばよいのか,そしてそのためにはどのような業績の測定が必要か,ということに焦点を当てて研究した。その結果,業績測定に用いられる損益計算書は,近年提唱されているスループット会計やActivity-Based Costing の概念を取り入れることで,組織形態の変化に対して柔軟に対応が可能になることが明らかになった。そして,組織が分権化すると,経済的な意味での連結原価が発生し,その配分方法とそれに対するコンセンサスが業績評価とそれに伴う行動に影響を与えることが明らかになった。また,課題として,持株会社制などに見られるグループ経営における業績評価が問題となり得ることが明らかとなった。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2009 2008

すべて 雑誌論文 (5件)

  • [雑誌論文] 連結原価の配賦方法の合理性に関する一考察正義という観点から2009

    • 著者名/発表者名
      高橋賢
    • 雑誌名

      横浜経営研究 29巻4号

      ページ: 27-40

  • [雑誌論文] 原価構造の変容と外部報告会計への影響にかんする一考察2009

    • 著者名/発表者名
      高橋賢
    • 雑誌名

      経理研究 52号

      ページ: 367-376

  • [雑誌論文] 連結原価と共通費2008

    • 著者名/発表者名
      高橋賢
    • 雑誌名

      横浜経営研究 29巻1・2号

      ページ: 83-95

  • [雑誌論文] スループット会計の変遷2008

    • 著者名/発表者名
      高橋賢
    • 雑誌名

      横浜経営研究 28巻第3・4号

      ページ: 17-33

  • [雑誌論文] 直接原価計算論発達史米国おける史的展開と現代的意義2008

    • 著者名/発表者名
      高橋賢
    • 雑誌名

      中央経済社

      ページ: 347

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公開日: 2010-06-10   更新日: 2016-04-21  

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