研究概要 |
研究代表者中野が策定した研究計画とその指示のもとに,第1年目は,データベース作成及びすでに作成したデータベースのブラッシュアップに重点をおいて作業を行った。そこでまず,研究分担者橋本は平成20年3月までのデータの追加作業を行い,その結果,データの総数は809となり,これを研究対象とすることとした。次に,このデータにはすでに公表済みであるものも含まれるため,それに対するフィードバックをもとに研究分担者の清水はデータベースの設計について改訂を行った。また,研究分担者桑原は2年目の研究活動の準備として基礎資料の再収集に関する作業に着手した。なお,これらの研究内容については,中間発表の段階ではあるが,中野・橋本・清水の連名で"The evolution of accounting history research in Japan:analysis of the research database of Kaikei,1917-2004"と題する論文を作成し,清水と橋本がThe Fifth Accounting History International Conference(カナダ・バンフ)において口頭発表を行った。
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