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2008 年度 実績報告書

会計史リサーチ・データベースの構築とその分析

研究課題

研究課題/領域番号 19530406
研究機関神戸大学

研究代表者

中野 常男  神戸大学, 経営学研究科, 教授 (60093522)

研究分担者 橋本 武久  帝塚山大学, 経営情報学部, 教授 (00290601)
桑原 正行  香川大学, 地域マネジメント研究科, 准教授 (50325312)
清水 泰洋  神戸大学, 経営学研究科, 准教授 (80324903)
キーワード会計史 / 日本
研究概要

本研究課題は,わが国における会計史研究の足跡を網羅的にとらえるため,研究データベースを作成し,そしてそれを分析するものである。そのため,雑誌『会計』のうち会計史研究に関するものを手作業で選択し,これをリサーチ・データベースとして分類をふかした上で集計している。対象となった文献は,800を超えており,日本の会計史研究の進展を示唆するものである。
当年度は雑誌『会計』のデータベースの拡張とさらなる分析を行い,データベースについてはすべての文献のPDF化をすすめた。公開には調整が必要であるが,内部的には利用可能な形式を整備中である。近日中に,文献のPDFを含まないデータベースは,著者名,論文名,出所(巻・号,ページ数),論文の概要,主題による区分・時代による区分・地域による区分という3視点からの区分による分類を含んでおり,これはwebに近日中に公開される予定である。分析については,データの拡張に伴い,昨年度までに行っていた時代区分についても見直しを行った。現時点での分類は,戦前,戦後の大きな2区分と,戦後については日本会計史学会の創立の前後をさらに区分した3区分について行っている。ただし,これは暫定的な結論でありこの視点から研究の進展と変化をとらえた論考を現在執筆中である。また,2007年度に一度公表を行った英語での論文についても,データの拡張に伴い見直しを進めており,こちらも近日中に出版に向けた提出が行われる見込みである。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2008

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] わが国における会計史研究の展開-『會計』にみる会計史文献の史的分析 : 1917〜2008年-2008

    • 著者名/発表者名
      中野常男, 橋本武久, 清水泰洋
    • 雑誌名

      商経学叢 55(1)

      ページ: 75-90

URL: 

公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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