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2010 年度 実績報告書

コーポレート・レピュテーションによる企業価値の創造

研究課題

研究課題/領域番号 19530414
研究機関専修大学

研究代表者

櫻井 通晴  専修大学, 名誉教授 (30083596)

キーワードコーポレート・レピュテーション / ブランド・マネジメント / レピュテーション・マネジメント / 管理会計 / インタンジブルズ / ステークホルダー / 企業価値 / マネジメント
研究概要

本年度は本研究テーマの最終年度にあたる。そのため、これまでの研究の総括の意味で研究を行った。本年度の最も大きな研究成果は3つある。1つは、本研究の念願であった研究書を、『コーポレート・レピュテーションの測定と管理』と題して同文舘出版から上梓できたことである。2つ目は、日本会計研究学会での共同研究である、スタディグループの研究「インタンジブルズの管理会計研究-コーポレート・レピュテーションを中心に-」を2010年9月に発表したことである。この研究は報告書としても発表した。これは2年間の研究成果として発表したものである。いま1つは、コーポレート・レピュテーションを中心にした世界大会、The 14^th International Conference on Corporate Reputation, Brand, Identity and Competitiveness(Rio De Janeiro, Brazil)において2010年5月にImpact of Toyota Recall on Corporate Reputationと題して発表したことである。とりわけ、本年度の目標であったコーポレート・レピュテーションの測定と管理に関しては、予定どおりの結果を出すことができたことをたいへん悦ばしく思う。
本年度の研究でやり残したところもある。それは実証研究である。可能であれば、実証的な研究を始めるつもりであった。しかし、すぐれた研究仲間を見出すことができなかった。しかし、幸いにして、この報告書を記載している時点で、その実証研究を始めている。学会報告も申し込んだ。このように、本年度の研究ではグランド・デザインを完成できたので、次に繋がる研究を行ったという意味で、本年度の研究は極めて意義の深い研究を行えたと思っている。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2011 2010

すべて 雑誌論文 (3件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] レピュテーション・マネジメントとその監査2010

    • 著者名/発表者名
      櫻井通晴
    • 雑誌名

      月刊 監査役

      巻: No.570 ページ: 24-35

  • [雑誌論文] 三菱自動車のリコール回避の問題と再生への道程2010

    • 著者名/発表者名
      櫻井通晴
    • 雑誌名

      産業経理

      巻: Vol.70 No.4 ページ: 4-14

  • [雑誌論文] コーポレート・レピュテーションの測定-レピュテーションの企業価値への影響と測定2010

    • 著者名/発表者名
      櫻井通晴
    • 雑誌名

      企業会計

      巻: Vol.63 No.2 ページ: 18-28

  • [学会発表] コーポレート・ガバナンスとマネジメントコントロール-コーポレート・レピュテーションを目指して-2011

    • 著者名/発表者名
      櫻井通晴
    • 学会等名
      日本管理会計学会 九州部会
    • 発表場所
      福岡大学
    • 年月日
      2011-01-29
  • [図書] コーポレート・レピュテーションの測定と管理-「企業の評判」の理論とケース・スタディ2010

    • 著者名/発表者名
      櫻井通晴
    • 総ページ数
      500
    • 出版者
      同文舘出版

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公開日: 2012-07-19  

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