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2009 年度 自己評価報告書

固有な<生>を支える市民活動と地域形成に関する実証的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 19530432
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 社会学
研究機関東京大学

研究代表者

清水 亮  東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 准教授 (40313788)

研究期間 (年度) 2007 – 2010
キーワード地震 / ボランティア / 市民活動 / 支援
研究概要

本研究では、震災以降の神戸でのボランティア活動を現場で調査する。ここではボランティアの活動を社会学的な立場から記録を続けながら、単なる人・物・資金の組織経営論ではない、活動実践とそれをとりまく環境的条件から導かれるボランティア論(活動-経営論)を立ち上げるのが目標となる。新自由主義的政策や政府の財政難などにより、ここ数年は要支援者のおかれた状況が厳しくなっており、支援ボランティアもこれに伴って組織変容等が迫られるなどの新たなフェーズに突入している。このような制度や構造の壁に遭遇したボランティアの活動状況を捉えるのも目標の一つである。また、地域社会研究にボランティア理論を位置づけることも試みたい。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2010 2009 2008

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (1件) 図書 (2件)

  • [雑誌論文] 生活をまわる/生活を拡げる-知的障害当事者の自立生活への支援から2010

    • 著者名/発表者名
      三井さよ
    • 雑誌名

      福祉社会学論集 No. 7

      ページ: 118-139

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 「思い」を介した協働-特養Aにおける介護職と看護職のかかわりを通して2008

    • 著者名/発表者名
      三井さよ
    • 雑誌名

      ソシオロジ 162

      ページ: 91-108

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 障害者自立支援法の下での『支え合い』2008

    • 著者名/発表者名
      佐藤恵
    • 雑誌名

      福祉社会学研究 Vol. 5

      ページ: 104-124

    • 査読あり
  • [学会発表] 犯罪被害者支援の市民活動2009

    • 著者名/発表者名
      佐藤恵
    • 学会等名
      第36回日本犯罪社会学会大会
    • 発表場所
      北九州市立大学
    • 年月日
      2009-10-17
  • [図書] 『<支援> の社会学―現場に向き合う思考』, 起点としての『聴く』こと―犯罪被害者のセルフヘルプ・グループにおけるある回復の形」, 『人として』の支援―阪神・淡路大震災において「孤独」な生を支える2008

    • 著者名/発表者名
      崎山治男・伊藤智樹・佐藤恵・三井さよ, 編著
    • 総ページ数
      236
    • 出版者
      青弓社
  • [図書] 『自立支援の実践知―阪神・淡路大震災と共同・市民社会』,「被災者の固有性の尊重とボランティアの <問い直し>―阪神高齢者・障害者支援ネットワークの特徴」,「<居住の論理> に基づくコミュニティ形成―野田北部地区の復興まちづくり」,「自立支援のリアリティ―被災地障害者センターの実践から」2008

    • 著者名/発表者名
      似田貝香門, 編, 三井さよ, 清水亮, 佐藤恵
    • 総ページ数
      343
    • 出版者
      東信堂

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公開日: 2011-06-18   更新日: 2016-04-21  

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