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2010 年度 研究成果報告書

障害者家族の生活世界から捉えた包括的な社会的支援のあり方に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 19530452
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 社会学
研究機関大阪市立大学

研究代表者

要田 洋江  大阪市立大学, 大学院・生活科学研究科, 教授 (90117987)

研究期間 (年度) 2007 – 2010
キーワード障害学 / 障害の社会モデル / 障害の個人(医学)モデル / 近代社会秩序 / 排除の差別 / 近代学校教育制度 / 重度知的障害者 / 書字支援
研究概要

障害者権利条約にみるように世界の潮流は「障害の社会モデル」に転換したが、日本社会の社会諸制度は、依然として「障害の個人(医学)モデル」のままである。特に学校教育制度が「障害の個人モデル」に基づく障害児の分離教育を採用しているため、障害のある人びとの間にも「障害ヒエラルキー」を生みだしている。また、障害者家族への社会的支援が彼らの生活世界から捉えた「障害の社会モデル」ではないために、本人と家族の間に溝を生じさせ、双方に精神的葛藤を導いている。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2011 2010 2009 2007

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (2件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 『軽度』障害者のジレンマが語る日本社会における障害問題構造2011

    • 著者名/発表者名
      要田洋江
    • 雑誌名

      人権問題研究 11号

      ページ: 23-44

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 医学モデルによる近代日本の社会秩序構築-渋沢栄一と光田健輔が果たした役割-2010

    • 著者名/発表者名
      要田洋江
    • 雑誌名

      人権問題研究 10号

      ページ: 23-56

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 重度『知的障害』者と呼ばれる人びとへのコミュニケーション支援に関する一考察-ファシリテイテッド・コミュニケーション(筆談支援)利用者の『社会的障壁』-2009

    • 著者名/発表者名
      要田洋江
    • 雑誌名

      生活科学研究誌 7号

      ページ: 71-101

    • 査読あり
  • [学会発表] 重度知的障害者のコミュニケーション支援に関する社会的課題について-その1社会的アプローチの必要性2007

    • 著者名/発表者名
      小出梨絵・岡田典子・要田洋江
    • 学会等名
      第55回日本社会福祉学会大会
    • 発表場所
      大阪市立大学
    • 年月日
      2007-09-23
  • [学会発表] 重度知的障害者のコミュニケーション支援に関する社会的課題について-その2 FC利用者の2事例から見た社会の壁2007

    • 著者名/発表者名
      要田洋江・岡田典子・小出梨絵
    • 学会等名
      第55回日本社会福祉学会大会
    • 発表場所
      大阪市立大学
    • 年月日
      2007-09-23
  • [図書] 新たな社会福祉学の構築(「障害者基本政策の動向と障害学の課題」)(岡田進一・与那嶺司編)2011

    • 著者名/発表者名
      要田洋江
    • 総ページ数
      24-37
    • 出版者
      中央法規出版

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公開日: 2012-01-26   更新日: 2016-04-21  

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