過疎山村、十年の変化-合併、少子化を経たある山村(大分県中津江村)の追跡調査-

2010 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 19530458
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 社会学
• 研究機関: 県立広島大学
• 研究代表者: 山本 努 県立広島大学, 経営情報学部, 教授 (60174801)
• 連携研究者: 徳野 貞雄 熊本大学, 文学部, 教授 (40197877) ; 加来 和典 下関市立大学, 経済学部, 准教授 (80214261) ; 高野 和良 九州大学, 大学院・人間環境学研究院, 准教授 (20275431) ; 坂本 俊彦 山口県立大学, 附属地域共生センター, 准教授 (40342315)
• 研究期間 (年度): 2007 – 2010
• キーワード: 過疎 / 農山村 / 定住 / 少子高齢化 / 人口Uターン / 生活構造 / 地域社会 / 地域問題

研究概要

過疎農山村地域の地域生活構造の現状分析を試みた。取りあげた問題は、人口還流、社会福祉問題、高齢化と家族の問題、地域定住意識などの過疎農村社会学の問題群である。

研究成果

• [雑誌論文] 過疎農山村研究の課題と過疎地域における定住と還流(Uターン)をめぐって (2011)
  • 著者名/発表者名: 山本努
  • 雑誌名: 県立広島大学経営情報学部論集 3号 ページ: 69-82
• [雑誌論文] 過疎農山村における市町村合併の課題 (2009)
  • 著者名/発表者名: 高野和良
  • 雑誌名: 日本社会分析学会『社会分析』 36号 ページ: 49-64
  • 査読あり
• [雑誌論文] 「市町村合併の社会学」によせて (2009)
  • 著者名/発表者名: 山本努
  • 雑誌名: 日本社会分析学会『社会分析』 36号 ページ: 3-5
  • 査読あり
• [雑誌論文] 山村集落の過疎化と棚田オーナー制度の試み-社会的排除(包摂)研究との接点をさぐりつつ- (2008)
  • 著者名/発表者名: 山本努
  • 雑誌名: 日本社会病理学会『現代の社会病理』 23号 ページ: 17-28
  • 査読あり
• [雑誌論文] 過疎農山村への人口供給構造をめぐって-少子化と性別定住経歴の分析から- (2007)
  • 著者名/発表者名: 山本努
  • 雑誌名: 日本社会分析学会『社会分析』 34号 ページ: 39-56
  • 査読あり
• [学会発表] 過疎農山村地域の人口還流をめぐる調査分析 (2011)
  • 著者名/発表者名: 山本努
  • 学会等名: 西日本社会学会
  • 発表場所: 島根大学(島根)
  • 年月日: 2011-05-21
• [学会発表] 限界集落論への疑問 (2010)
  • 著者名/発表者名: 山本努
  • 学会等名: 日本社会分析学会
  • 発表場所: 宮崎大学(宮崎)
  • 年月日: 2010-12-18
• [学会発表] 過疎農山村研究と人口還流(Uターン)をめぐって (2010)
  • 著者名/発表者名: 山本努
  • 学会等名: 日本社会病理学会
  • 発表場所: 大阪樟蔭女子大学(大阪)
  • 年月日: 2010-09-26
• [学会発表] 過疎地域における人口定住と生活環境 (2009)
  • 著者名/発表者名: 山本努
  • 学会等名: 日本社会病理学会
  • 発表場所: 國學院大学(東京)
  • 年月日: 2009-09-27
• [学会発表] 過疎合併新町意識調査報告 (2008)
  • 著者名/発表者名: 山本努
  • 学会等名: 日本社会分析学会
  • 発表場所: 福岡大学(福岡)
  • 年月日: 2008-08-09
• [学会発表] 過疎高齢化と高齢者の社会参加活動 (2008)
  • 著者名/発表者名: 高野和良
  • 学会等名: 西日本社会学会
  • 発表場所: 活水女子大学(長崎)
  • 年月日: 2008-05-11
• [学会発表] 集落過疎化の現段階 (2007)
  • 著者名/発表者名: 山本努
  • 学会等名: 日本社会病理学会
  • 発表場所: 東京女学館大学(東京)
  • 年月日: 2007-09-29
• [図書] 質的調査の意味と学び方をめぐって(谷富夫・山本努編)『よくわかる質的社会調査-プロセス編-』) (2010)
  • 著者名/発表者名: 山本努
  • 総ページ数: 230-231
  • 出版者: ミネルヴァ書房
• [図書] 山村集落の過疎化と山村環境保全の試み(森田洋司監修 森田洋司・矢島正見・遠藤雄三・神原文子編)(『新たなる排除にどう立ち向かうのか-ソーシャル・インクルージョンの可能性と課題(シリーズ社会問題研究の最前線II)』) (2009)
  • 著者名/発表者名: 山本努
  • 総ページ数: 259-275
  • 出版者: 学文社
• [図書] 「地方からの社会学」の必要性(『地方からの社会学-農と古里の再生を求めて-』)(堤マサエ・徳野貞雄・山本努編) (2008)
  • 著者名/発表者名: 山本努
  • 総ページ数: 1-13
  • 出版者: 学文社
• [図書] 過疎地域-過疎化の現段階と人口供給-(堤マサエ・徳野貞雄・山本努編)(『地方からの社会学-農と古里の再生を求めて-』) (2008)
  • 著者名/発表者名: 山本努
  • 総ページ数: 142-163
  • 出版者: 学文社