研究課題
基盤研究(C)
農業近代化のもとの農村家族の生活構造を把握するという全体構想のもと、1950年代以降を対象に、日本農業の太宗である水田稲作を担う農村家族の労働と意識について、生活時間長期時系列データを用いてミクロレベルで分析した。労働として措定した家族経営における役割分業とくに性別分業は50年間不変であった。しかし、意識として措定した時間概念に関しては、若年層において農業からの離脱を示唆する変化がみられた。
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淑徳大学総合福祉学部研究紀要 45号