研究課題
基盤研究(C)
日本企業における人事部門は、国際的に見て、人事管理領域において強い権限を有している点で特徴的である。本研究は、人事部の機能を歴史的に分析し、日本における民間企業の人事部門は大正期に、(1)労働争議への対策、(2)劣悪な労働条件の改善、(3)人的資源の集中管理の必要性から徐々に広まり、戦後も労働運動対策の中心的組織として、また、企業内での人材配分の調整機構として大きな役割を果たすことで独特の特徴を維持してきた。
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