研究課題/領域番号 |
19530477
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 恵泉女学園大学 |
研究代表者 |
定松 文 恵泉女学園大学, 人間社会学部, 准教授 (40282892)
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研究分担者 |
中力 えり 和光大学, 現代人間学部, 准教授 (50386520)
佐野 直子 名古屋市立大学, 大学院・人間文化研究科, 准教授 (30326160)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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キーワード | 地域研究 / フランス / 地域文化 / 地域言語 / 空間 / 越境性 / グローバリゼーション / 消費文化 |
研究概要 |
1990年代以降のフランスの「地域」概念の変容について、現地調査から3点を明らかにし、報告書にまとめた。(1)グローバル化する社会における「地域」(region)概念は統治者の支配する空間配置だけでなく、地域主体側が利用する「モノ」としての地域がある。(2)その概念の変化の契機となったのはヨーロッパ統合であり、「地域」文化活動主体が連動するような相互のつながりをもっている。(3)地域文化の資源化を可能にするのは「生産される差異」として地域文化を意識し、運動を継続する意思をもつ運動主体が必要である。
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