研究課題
基盤研究(C)
本研究は、ソーシャルワーク実践における成年後見制度の有効性を明らかにしたものである。成年後見制度の運用及び手続きに関する詳細な検討とソーシャルワーカーへのヒアリングによって検証した。ソーシャルワーク実践における成年後見制度の活用の可能性として、(1)本人に不利益な状況が生じることを長期にわたって防ぎやすくなる、(2)本人の心身や生活状況の変化に気づき迅速に対応することができる、(3)本人の意向や希望を実現する可能性を広げる、(4)本人を代弁するパートナーとなる、(5)ソーシャルワーク本来の業務に集中しやすくなる、の5つの内容が明らかとなった。
すべて 2009
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)
ソーシャルワーク研究
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