(1)ターミナルケアにおける医療福祉ニーズについてのインタビュー調査の実施 九州県内のターミナルケア調査実施のための予備調査として、ターミナルケアにおける医療福祉ニーズについて、特定機能病院、急性期病院、緩和ケア病院、介護老人保健施設等の医療スタッフ(医師、看護師、OT、PT、介護福祉士、医療ソーシャルワーカー等)を対象にインタビューを実施した。 (2)九州県内におけるターミナルケア実施状況についてのアンケート調査の実施 九州県内の急性期病棟、回復期病棟、緩和ケア病棟、療養病床を持つ医療機関をWAMNETで抽出した1321件の医療機関に対し、「がん患者のターミナルケアに関する調査」を実施した。 調査内容としては、ターミナルの患者の抱える経済的問題、心理的問題、身体的問題、生活上の問題、転院上の問題について問うとともに、ターミナル患者を巡る地域医療福祉連携の課題、スタッフ教育の必要性、ターミナルケアを実施するためのスタッフ教育等について回答を求めた。 (3)ターミナルケアにおける医療ソーシャルワーカー実践事例の収集及び分析 (4)ターミナルケアにおける社会資源調査の実施。
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