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2008 年度 研究成果報告書

自殺問題・対策についての言説の内容分析

研究課題

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研究課題/領域番号 19530572
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 社会心理学
研究機関国立精神・神経センター

研究代表者

川野 健治  国立精神・神経センター, 精神保健研究所・自殺予防総合対策センター, 室長 (20288046)

研究期間 (年度) 2007 – 2008
キーワード自殺 / 新聞記事 / 内容分析 / テキストマイニング / 社会構成的側面 / 自死遺族 / 面接調査
研究概要

自殺や自殺対策への社会の受け止め方が一通りではなく、むしろ複数の力のせめぎあいとして理解すべきではないかと仮定し、自殺をめぐる言説について検討した。19年度には自殺に関する新聞記事を分析し、自殺報道は、おおまかに6つのカテゴリーによって構成されていること等を見出した。また、20年度には、自死遺族支援者の語りを分析し、自殺を「見えないが壊れやすいものを絶対に壊れないように扱う」ことの困難さと、接触を回避しようとする方向を示す声が入り混じる複雑な様相から現状を分析した。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2009 2008

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 未遂者・遺族等へのケアに関する研究2009

    • 著者名/発表者名
      川野健治・伊藤弘人
    • 雑誌名

      自殺予防と危機介入 28

      ページ: 22-27

  • [雑誌論文] 自殺と遺された家族のケア2009

    • 著者名/発表者名
      川野健治
    • 雑誌名

      臨床心理学 50

      ページ: 281-286

  • [雑誌論文] 希死念慮者へのメッセージにみる、自殺予防に対する医師の説明モデル2009

    • 著者名/発表者名
      川島大輔・小山達也・川野健治・伊藤弘人
    • 雑誌名

      パーソナリティ研究 17

      ページ: 121-132

    • 査読あり
  • [学会発表] 新聞記事における自殺報道の構造2008

    • 著者名/発表者名
      蘆野晃子・川野健治
    • 学会等名
      日本心理学会
    • 発表場所
      北海道
    • 年月日
      2008-09-21
  • [学会発表] 自殺問題への認識-自殺予防教育における態度の変容2008

    • 著者名/発表者名
      川野健治・橋本望
    • 学会等名
      日本発達心理学会
    • 発表場所
      大阪
    • 年月日
      2008-03-20
  • [図書] 自死遺族の語り 今、返事を書くということ やまだようこ(編)人生と病いの語2008

    • 著者名/発表者名
      川野健治
    • 総ページ数
      79-99
    • 出版者
      東大出版会

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公開日: 2010-06-10   更新日: 2016-04-21  

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